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ProLite E2607WS iiyama 25.5inch すぐ消える液晶モニタの修理

LCDモニタ iiyama PL2600 ProLite E2607WS 修理記

飯山の25.5インチ、CCFL(冷陰極管)バックライトの液晶ディスプレイです。
解像度はWUXGA(1920x1200)、入力はHDMI/DVI/D-sub。

2009年8月アマゾンで購入。自宅で職場でかなり酷使してきましたが7年以上ノントラブル。
昨年の秋、伊東に持ち込んだ後も東京とのテレビ会議ごっこ(もう秋田)、ジャンク物色(最近はいーべぇに憧れ)、アマゾンのプライム映画などに活用、点けっぱなしで寝たりと相変わらず雑な扱い。

今年の1月下旬に良くあるタイプの故障が発生。

”液晶ディスプレイ すぐ消える” 
(多くの人が救いを求めて検索している語句)

e2601ws_repair_001.jpg

直せばまだまだ使えるかもと面白半分で取り組めるのはジャンクで買ったモニタの場合。
コレは自分が使い込んだ物なので寿命を覚悟。もしそうだとしても元は十分に取ったという醒めた思いが先走り、喫緊の修理は行わず仮設ジャンク置き場で越冬。



■故障現象■

電源を入れると数秒だけバックライトが灯り、その後は真っ暗。
電源投入直後のメニューボタンでOSDの青い表示は確認できるのでロジック回路が(完全に)壊れている訳では無さそう。

バックライトもしくはその駆動回路に問題が発生し保護回路が働いているような印象です。
ケミコン不良~交換で復活などと甘い夢は当初から描いていませんが、かなり使い込んだ固体ゆえ冷陰極管に寿命が訪れ、それをプロテクタが検知してインバーターの動作を止めている可能性も大いに有りうると考えました。

e2601ws_repair_002.jpg

寿命が来た冷陰極管の不完全点灯はそれなりにヤヴァいはず。特に大画面となると駆動回路の電力もそれなりに大きくなるので発熱による火災等の危険を回避するための保安回路は必須でしょう。ネットにある他機種の回路図を見るとインバータートランスの2次側(出力側)は単に冷陰極管に繋ぐだけではなく、出力電流の一部をコントローラーに返し(フィードバック)、制御や動作監視を行っているようです。それらの働きにより異常時はインバーターの動作停止で画面は真っ暗。

酷使された大型テレビのジャンクもほとんどが真っ暗か、ぱっと点いて消えますね。



■分解■

春、部品取りとしてヤフオクにでも出すかなあと雑巾で拭いているうちに中身を見たくなり分解。
ビスを抜いてから例の分解工具を使いましたが結構しっかりした組付け。

左がインバーターを含む電源、右がロジック部。思ってたより綺麗。
冷陰極管のコネクタは4個(4本使い?)でした。

e2601ws_repair_003.jpg

基板とLCDパネルはスチール製のフレームに組み付けられており、パネルの型番を調べるにはバラす必要あり。
型番が判明すれば高確率で仕様書(PDF)が取得できますが、アルミテープを剥がしたりとか面倒なので調査は省略。


ロジック部の基板はおそらく正常。
使用コントローラーはRTD2589TD、パネルのインターフェースはLVDS2ch8bitに間違いないと思います。
右上部分はD級のオーディオアンプでしょう。
インバーターのON/OFFと輝度もこの基板側でコントロール。

e2601ws_repair_004.jpg



写真下・電源基板。
ロジック用の電圧、インバーター駆動用の電圧はともに正常。
明らかな平滑不良/リップル増大という状態ではないので本案件ではケミコンに責任なし。

e2601ws_repair_010.jpg




■CCFL側の検証■

冷陰極管の状態を確かめてみる事にしました。

4本の全てが全く同時に寿命を迎えるとは考え難く、1本が逝ってインバーターが止まっている気がして止みません。それを検証すべく全ての管に電圧をかけ、他とは違う灯り方の物があればそれが原因と判断し、このディスプレイを諦めることにしました。

さて、どうやって点灯実験をするか?。
フィードバックに用いる電流検出回路は冷陰極管1本毎に有り、おそらくは4本分をまとめて(ワイヤードOR:1本でも「変」なら結果は「変」)コントローラーに還しているはずです。この部分をごまかすことでインバーターを強制的に動かすこともできそうですが、基板を裏返して動かすのが面倒、部品が細かい、電圧が高くて嫌(ビリビリ感じたくない)。

反応が微妙になるのは承知で他のインバーターを繋いでみることにしました。
伊東に持ち込んだパーツケース群をゴニョゴニョして実験用のインバーターを探す。

aitendo-ccfl-inverter.jpg



aitendo関連の箱からコネクタの合うインバーターを発見。
よりによって手持の中で一番小さいヤツ。コレで1本ずつ光らせてみることにします。

トランスの大きさも大人と子供だけど、完全点灯は最初から目的ではないし。

aitendo-ccfl-inverter-2.jpg



例によって古~い安定化電源で駆動。5Vかと思ってたら3.3V? 

e2601ws_repair_008.jpg



このインバーターのパワーでも半分は光りました(おそらく極を変えれば反対側が明るくなる)。
問題は光り方が4本ともほとんど同じ。
どれか1本がオレンジ、あるいは全く点灯しない事を予想していましたが見事にハズレ。

オイオイ、冷陰極管は4本とも活きているのでは?

e2601ws_repair_009.jpg

●定格で点灯させていないので現象が出ていないという考えも記しておかないと「レポートとしては不完全、考察が足りない学生は夏休みの週末も研究室に来い」となります。ヤダヨ。



■インバーター側の検証■

父親の介護中に弄った東芝のテレビ(REGZA 32H3000)もバックライト不良でした。
時間が経つと暗くなるので当初は冷陰極管やインバーターの部品劣化を疑うも、ふと画面の向きを変えようと角を持って引っ張ったところ筐体のたわみと同時に画面が正常な明るさに。
原因はインバーター基板の半田クラック。

今回は…、そうではない。

e2601ws_repair_005.jpg



下の写真、ほとんど新品時と変らないような1次側に対し2次側はパターン全体に焼けが見られます。でも使い古した機械ならこんなん普通。上部中央付近にインバーターのコントローラー、その左右にDual Power MOSFET。

上の写真と見比べ易いよう、下の写真は左右を反転しています。
e2601ws_repair_006.jpg



テスターを当てながら軽くパターンを追ってみました。
インバータートランスの駆動は思ったよりシンプル。

デバイスが飛んでいるような形跡は見られず。
MOSFETが逝ってたりすればココだ!とヒャッハーできますが、この辺は残念ながら?健全。

コントローラーはMP1008ES。このデバイスを使用した回路図は拾えるもデータシートは出てこない。
おそらく別物の型番を変えただけ=典型的な中華デバイス。

fsp065-3L03-002.jpg



POWER MOSFET STM6962

stm6962.jpg




■原因■

コントローラー多分正常、MOSFET飛んでない、CCFLまだ寿命アリ。
残るはCCFLに繋がるフィードバック関連のゴチャゴチャした回路かトランス…。
今までスルーしていたインバータートランス2次側の導通を見ると、えっ、片方は無限大。

インバータートランス2次側が断線。

原因はコイツ。高価な部品はみんな使えるのに。

故障の根本原因まで究明するなら何故コイルが切れたのかを検証する必要がありますが、経年劣化しつつある管を点灯する際の過渡的な過負荷状態とか運悪く寒くて冷たかったとか。細い線の割に電力扱ってるし一杯巻いているし、破壊的ストレスとは無縁の部品だとは言い切れないと思われます。
的確な解は出せませんが今は教授からレポート提出を求められているワケではないので「経年で球が切れるのと同じかな?」程度でお茶を濁しておきます。

コイルはエポキシでカチカチに固めてあるので修理は不可能。部品として単独に購入できれば数百円でしょうが今時の日本でコレ買うのはかなり困難。今が我が国の製造国時代なら東名電子産業の広告を探すのも一つの手だったかもしれませんが、昔からコイル系は他の部品より手に入れ難い印象があります。

型番検索したところ、キリル文字を使ったサイトが幾つかヒット。
ロシアの部品屋には200個以上あるような感じだけど注文なんかできない。

8tc00442.jpg


最も現実的な修理方法は液晶割れなどの同型機ジャンクを手に入れてニコイチ。同じ現象の故障機だとしてもインバータートランスは1台2個使いなので1個は取れます(ゴミもたくさん残る)。



■修理■

GW直前まで毎晩ヤフオクで型番検索を続けるも、この機種は結構高価。
そしてふと思いついたのが、トランス単体が買えないなら基板ごと買う案。

考えてみればこの電源基板が飯山のオリジナルであるはずがなく、飯山のモニタ自体、仕様が合致したユニットを組み合わせて製品化しているとすれば電源基板も一つの部品として流通している可能性があります。表面に型番らしき文字あるし。

e2601ws_repair_102.jpg



FSP065-3L03 或いは 3BS01882
ダメモトでタオバオ内を型番検索したところ複数の店舗でこの基板の新品が買えるという事が判明。
コレが手に入れば半田も使わず修理が終わるじゃん(他に故障がなければ)。

しかし売ってるのはタオバオ登録店。
これがまた曲者で一見して豊富な在庫数を謳ってはいますが、いざ問い合わせると「そんなもんナイヨ」という答が返ってくる可能性も大。
幸いにも単価が安いので(日本円で千円以下)、送料手数料は掛かるけど面倒な事が一切無いチャイナマートさん(日本人向けの代行業者)経由で在庫確認・見積依頼。

fsp065-3L03-003a.jpg



同時に冷静になって予算シミュレーション。

●利用できそうなジャンクをヤフオクで落札したとして¥2000程度+送料¥2000以上

●買う気ないけど信頼できそうな出品者の動作品¥7000~(送料別)

●連休中に秋葉へ行くとして、ジャンクを買ってから帰りにママに電話して四谷の肉屋で鳥の竜田揚げを夕食のお土産に買い、遠回りになるけど千駄ヶ谷に寄ってエクセルシオールでパスタとコーヒー。間違いなく五千円以上必要だけど、今年は伊東、本当に秋葉へ出るとしたらもっと掛かるしママは渡米中。

ということで、修理を楽しむという言い訳込みで¥5000-を予算としました。
無駄になったとしても連休中の小遣いとして諦めますが、修理はおそらく叶うという自信有り。

fsp065-3L03-004.jpg

●LINK/チャイナマート(chinamart.jp)



・商品代金  ¥1,858(安かったのでつい2個注文)
・代行手数料 ¥500
・国際送料  ¥2,147
・国内送料  ¥206
・JNB→JNB振込手数料(2回)¥108
------------------------
合計¥4.819-(代金は見積時のレートによるもの)

------------------------

・4/26 在庫確認依頼
・4/27 在庫有・見積額の連絡
・同日 正式に注文・JNB口座に代金と手数料を振込
・同日 買い付け完了の連絡
・5/04 チャイナマートさんに入荷
・同日 送料をJNB口座に振込
・同日 発送完了連絡
・5/07 商品到着

下はEMSの追跡情報ですが国内の普通郵便と同じ程度の配達日数。

20170507_001.jpg



中国からこんな荷姿でEMSが到着。
日本宛の梱包はチャイナマートさんによるもの。電子機器の取扱歴も豊富なようで梱包に不備はなし。

fsp065-3L03-101.jpg



お~、なんか感動。
当初は入手など全く期待していなかった新品の電源基板。

fsp065-3L03-102.jpg



当たり前だけど同じ物。
そして外し物や再生品では無く新品。

fsp065-3L03-104.jpg



こうしてみると一方にはそれなりの使用感が漂っています。

fsp065-3L03-103.jpg



目視で基板に破損なし。動作試験は製造段階での検査をパスしたようなチェックマークが基板に複数書かれているのでそれを信頼。自分では基板単体のテストは特に行わず本体に繋ぎ込み。

ここまできたら新品の電源が不良で煙が出たとしても潔く受け入れて諦めます。

入力メニューが綺麗に映ることを確認。

e2601ws_repair_201.jpg



一時は寿命だと諦めた物の修理が叶い、喜びの組み戻し。

e2601ws_repair_202.jpg



後ろ側の筐体は風呂場で洗浄(温泉付き檜風呂)。

e2601ws_repair_203.jpg



当然ながら輝度の低下は起きているはずですがムラは感じません。
もしかしてこの機種は頑丈な部類なのでしょうか?。

e2601ws_repair_204.jpg



画像も普通に映ってます。

e2601ws_repair_205.jpg
九段下の高速下。外堀通りの後楽園付近に繋がる道。
あいあい橋近辺?(2016年5月)




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UNIVERSE CB-747

1月最初の土曜日はお年玉を持って秋葉原へ。
 今日から憧れの23Ch…(少年時代の夢)

年末に落札した品が昨日到着、とりあえず汚れだけ落しました。
ユニバースもこれで4台目!。
使える無線機ではないし、かといって改造する気もありませんが少年時代からの思い入れ(LINK)がある機種はつい手が出てしまいます。
(酒飲まないしタバコ吸わないしパチンコのやり方も知らないので、ガラクタ集めは一応公認)

中学生の頃はRX-3にタイコンかユニバースを載せる計画でしたが叶う事無くオヤジに。

universe_cb_747_101.jpg



ロビンのSX-101というCB機です。
無線機は電源を入れた時の美しさに惹かれますがコレも本当に綺麗。

robyn_sx-101_001.jpg




くまパパさんのお声掛けで去年の今ごろ買ったaitendoのHDMI液晶基板(青い方)を再び弄っています。
コメントを頂いている記事はこの辺(LINK)→aitendo バッテリ駆動対応HDMI液晶基板 OSDコントロール

私はジャンクから剥がした液晶パネルのチェック用に使っていましたがそろそろケースに収めようかと。

aitendo_hdmi_2017010717064046a.jpg



NEC TouchBiz-pw-ad11-11s1の液晶 NL6448BC26

お正月だし、なんか弄る物ないかなあと伊東に持ち込んだジャンク箱を検索。
去年の冬、動作テストまで進んだところで引越し準備その他で時間切れとなったジャンクの液晶パネルが出てきたので、当時を思い出しながらちょっとだけArduino弄り。

NL6448BC26-001.jpg



昨年の冬に秋葉のアールガーデンで買ったNECの小型卓上端末、NEC TouchBiz-pw-ad11-11s1。
ACアダプタ、バーコードスキャナが付いて500円。もちろんジャンクですが1セットずつ厚手のビニール袋に入って店頭のコンテナに積まれていた品。今回の液晶はコレから剥がした物です。

その頃の拙稿がこちら(リンク)。
 ↑千駄ヶ谷のカフェ、真冬のクソ寒いテラスで熱いコーヒー飲みたいなあ~。

TouchBiz-pw-ad11-11s1.jpg



本体内にサーマルプリンタユニット、画面にはタッチパネルも装備されWindowsCEが問題なく立ち上がる…。これで500円、もう溢れんばかりのお買い得感だけど使い道が全く見えない、でも買っちゃったから分解。

pw-ad11-11s1.jpg




■NEC NL6448BC26-11

液晶解像度は大したこと無い(VGA)ですが4:3の8.4インチという大きさが新鮮。
タッチスクリーンは4線抵抗膜。

ネットにある仕様書によると電源は3.3V単一でインターフェースはデジタル(パラレル)の6bit。複数の電圧が必要なタイプだったりしたら面倒なので元に戻すつもりだったけど、この仕様ならイケるじゃん!。

春先、引越し準備で慌しくなりかけてた中で実験の準備。
本体から液晶パネル(タッチスクリーン付)、CCFL用のインバーター、それぞれの接続ケーブルを回収。厚くて重いパネルはボードコンピューター用の液晶モジュールと言うよりPCモニタあるいはテレビの中の液晶パネルと言った雰囲気。

後日0.5mm40PのFFC(aitendo)と0.5mm40PのFFCコネクタ基板(秋月)を別途購入しましたが、実験ではなく本チャン実装ならコントローラー基板のランドにケーブルを半田付けできるのでこれらは不要です。

NL6448BC26-002.jpg



Arduinoで操るとして、私の技量ではフレームバッファを持ち、表示のために必要なタイミングを全て管理してくれるコントローラーを使う必要があり、ここはSSD1963の出番。ソフトはUTFTライブラリが利用可能なので線引いたり色塗ったり文字表示させるのは大昔のN88-BASIC並に簡単。

SSD1963.jpg




■aitendoのSSD1963搭載ボード IFB043-SSD1963

一年前に購入したものですが(当時のメモにリンク)使用に際してはショップの商品説明だけではなく回路を追う事が必要でした。またUTFT使用時は色深度を対応させないと赤が出ないなどHPにある情報だけで作業を進めると大昔の秋月(信越)キット的トラップに嵌りますので追試される方がいらしたらご注意を。

ボード上にSSD1963のIO用VDD(VDDIO)・液晶のVDDである3.3Vを生成する回路は無いのでCPU側から3.3VをSSD1963のVDDIOに供給することを忘れずに。Arduinoの3.3VをボードのPMWに繋いだところでSSD1963に電源を接続したことにはならない。今日現在までショップのHPにある情報で動いてしまうのはデーターラインの振幅がシステム内のプルアップ抵抗を通りVDDに流れ込んでパスコンでそれなりに平滑、それが電源となり偶然動いてしまっているだけ(C-MOSデバイスならではの現象)。

…電池不要のゲルマニュウムラジオの検波出力をコンデンサに注ぎ、その電荷でトランジスタを駆動するという、自作派のアマチュア無線家で大先生のプランを思い出しました。

※ボード上のレギュレターはSSD1963のロジック電源VDDD=1.2V生成用で、これも入力は3.3V。ではボードの5V電源入力はどこに入っているのかというとLEDバックライトドライバ。
三端子も載っている事だし、5Vだけ繋げば各デバイスに必要な電源はすべてボード内で生成、賄ってくれると思いかけましたが、そんな事全然ナイナイ。

※各デバイス(タッチパネルインターフェース/SDソケット/SSD1963/液晶用FFCコネクタ)のVDD(3.3V)は共通。タッチパネルインターフェースは別の液晶・タッチスクリーンとarduino+URTouch(旧UTouch)で動作確認済(上記リンクの拙稿後半、追記2016-01-26)。

SSD1963は内部ロジック電圧1.2V、外部とのI/O電圧3.3Vのデバイスであり5Vトレラントではないようです。Arduinoで使用する場合、Dueでは問題ありませんがバスが5Vの機種の場合、厳密にはレベルコンバーターが必要でしょう。

ssd1963 board aitendo



※ショップHPにある駆動例の写真で赤が出ていない、あるいは適当な表示の写真でお茶を濁している感が漂っていますが、UTFTのドライバ(接続するLCD毎に指定するファイル)にある色深度の値を書き換えればきちんと動作します。

LCD043TP-SSD1963-0001.jpg



品番から察するにこのボードはSSD1963が載った4.3インチ液晶用のインターフェースボードなのでしょうが、3.3VデジタルRGB(パラレル)の液晶でその画素数がSSD1963の守備範囲なら4.3インチ以外でも使用可能、さらに4線抵抗膜TPのIFやSDソケットも付いているのでお買得品には間違いない思います(LEDバックライトのドライブ回路も入っていました)。
秋月のEPSON基板も機能は魅力的ですがそれをフル活用するとなると4.3インチが上限。



さて今回の実験に必要な物は液晶とコントローラーを繋ぐケーブルです。

■NL6448BC26側のコネクタ

タッチビズで使用されていた両端同型コネクタを中央で2つに切断。電線を継いで基板まで引きます。
既製品もあったけど当時は高価(2016年冬)。

NL6448BC26-004.jpg



2016年秋、一旦東京を離れる前に秋葉へ寄った際、aitendoの特価品で見つけたもの。
これが安価で手に入れば作業は楽。自分にとっては後の祭りなれど、かなり安かったので数本購入。

NL6448BC26-005.jpg



コントローラーに繋ぐ方はaitendoがお休みの日に秋月で買ったFFC基板がピッタリ。
これでNEC NL6448BC26 と aitendo SSD1963ボードの接続ケーブルが完成(電源込)。

※コントローラー基板にはFFCを使わず半田あるいはポストを立てて直接接続できるランドも用意されています。

NL6448BC26-003.jpg



CCFLインバーターはクッションテープでLCDパネルの裏に。電源は独立したアダプタから5Vを与えます。
この辺はナビから剥がしたようなLEDバックライトパネルの方が扱いは楽。

早々に画を出したかったようで、タッチスクリーンの配線は後回しになっています。

NL6448BC26-006.jpg



動作チェックは去年の春に完了済(ネットで拾ったオシロスコープもどきのスケッチをモディファイ)。
昨晩は当時を思い出しながら新年らしい文字を加えただけ。

20170101の上の白線はアナログピンの入力を読みつつ左から右に走査しているハズ。

NL6448BC26-Arduino-001.jpg




■NEC TouchBiz-pw-ad11-11s1に使われていたCCFLインバーターのデーター
 型番から拾ったデーターシートで得た情報なのでおそらく合っていると思います。

※ブライトコントロールは外部から制御電圧を加える方法とVR(可変抵抗)で行う方法を選べます。
ポートを使ったコントロールをしないのであればレジスタンスコントロールの方が簡便です。

CXA-0481_84PW051.jpg



■今回の液晶~コントローラーの接続 (NL6448BC26 IFB043-SSD1963)

・FFC 0.5mm/40Pでコントローラーボードに接続する場合

NL6448BC26-IFB043-SD1963_c.jpg



・コントローラーボード(IFB043-SSD1963)の向って右側にあるランドを使って接続する場合

NL6448BC26-IFB043-SD1963_b0.jpg




2016年師走 伊東

複数の方からコメントを頂きながら年の瀬まで気付かずに失礼しました。

この師走は東京に思いを馳せつつ、しかし伊東という土地も心に入り込んできているのを感じています。
近い将来にはこの風景が懐かしくなるんだろうなあと。

私が下手だからなのでしょうが、どうにも思ったように写真が撮れません。
マンションを出てすぐの所から見える風景。実際はこの何倍も素敵。

伊豆急の鉄橋と海。その向うには三浦半島と房総が見えます。

20161230_001.jpg



去年の同日(12月30日)に撮った写真。
同じカメラですが秋葉に行く途中の曙橋(新宿)がカチっと撮れている感じ。

20151230_0002.jpg




単身住込みで始めた父親の遺品整理

この秋まではその膨大な量とカビ臭さで途方に暮れていました。しかし案ずるより産むが易しで今のところは業者に頼らず伊東市指定の家庭用ゴミ袋(45リットルサイズ10枚300円)をフル活用して作業を進めています。

この部屋はアイアンのシングルベッド(ウレタンマット)にキングサイズのウォーターベッド、箪笥にフラッシュ材のチェスト、介護中(ホーム入居中)に適当に纏めた衣類の山(10月中旬の状態)。

20161230_002.jpg



懸案だったウォーターベッドも廃棄完了しましたが…。
処分するのが単なる不用品であるならば「DIYでやればこんなに安上がり」と自己満足に浸り有頂天になったかも知れません。しかし物が遺品となると気持は複雑。少なくとも嫌な気持で壊すのではなく、「今からそっちに送るわ」と呟きながらノコを入れてバラす事を心がけました。

物を出した後は床や壁のクロスを捲って点検。自分は素人なので幼馴染の建築屋に画像を送ってお伺い。
内装下地や躯体の汚れ傷み(カビ等)は想像していたほどでもないとの事。私も強烈なカビ臭が物を出した時点で軽減したのを実感。

売るとなれば買う人が流行りのリノベをするのだろうし、それなら売る前にDIY遊びをさせてもらいましょう。
この部屋は正月から天井、壁、床の順で弄る予定。イメージカラーは予定通りピンク。

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運動がてらに行けるハードオフもなければ秋葉にも行けず、当面はジャンクで無駄遣いする事はないハズだったけど、ネット通販の罠からは逃れられず。さらに渡米中の妻&娘を使えばebayのジャンクにも手を出せるなあと画策中。

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コレはアマゾンで偶然見つけたマウント変換リング。
カメラ側がM12でレンズ側がC(CS)。この仕様だけでワクワクする人もいると思います。

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2016年秋のジャンク弄り

一ヶ月前から伊東市民になりました。
父が退職後に購入し15年ほど暮らしたマンションの掃除と遺品整理をしています。

介護が終わって二年半、逝った父親に対しては時が経つにつれ見送った直後には無かった複雑な感情がこみ上げて来て、一時はそれから逃げるようにテンションを上げ趣味や仕事に心を向けました。でもやるべき事が残っている限り心は晴れない。

”逃げていると5年や10年なんてあっという間に過ぎちゃうよ”
介護の終りを経験した友人の助言にも背中を押され、やっと始めた最後の片づけ。


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伊東市役所最上階の食堂から。安くて美味しいです。


私としては父が遺した物件や室内の品物に興味はありません。見送った直後なら業者に掃除を任せた後にマンションは売却、その売り上げを負の相続分(代位弁済中)に充当しすべてを終わらせる事もできたかも知れません。でも今はそれが煩わしさから逃げるようで素直に受け入れられない。

ただの意地だけなのか意図せずセンチメンタルに浸ったのか、とにかく悩んで周囲に相談。
そして、”遺品整理をしながら最後のお別れをしてくれば” と家族の言葉に決心しました。

●家庭: 的確な助言をくれたママは念願の海外生活(娘の留学先に居候)
●自宅: 一家で留守にするのは物騒なので荷物は伊東に運んで短期賃貸に出す
●仕事: 27歳のチーフに東京の事務所を任せ私の分の仕事と指示/打ち合せはネット

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東京生まれの東京育ち。環八沿いの事務所で車の音を聞きながら仕事をし、ガラクタ求めて東京の街をチャリで走るのが好きな人間にとって伊東市での生活はかなりの冒険。
住居も新築やリフォーム済みの優良リゾートではなく、認知症初期の老人が暮らしていた生活感アリアリ、ゴミカビ汚れまみれの汚部屋。

”とんでもないこと始めちゃったのかな?”
ちょっとした後悔と初めて東京を出た心身の疲労で1週間は何もできず風呂場から森を眺めていただけ。

2016_10_003.jpg


3LDK/97平米、どの部屋もこんな感じ。ゴミ処理業者の見積りは家電リサイクル込み全部で40万。
(ゴミ処理の大変さはDIYで処分を経験して理解。見積り額も決して高額では無かった)。

2016_10_004.jpg


10月中は途方に暮れてばかりでリフォームどころかゴミ処分・遺品整理に立ち向かう気力もなし。
今月に入ってから攻勢に出る気が沸いてきました。

これもジャンク弄りだと思えば立ち向かえるはず。

ゴミ処分遺品整理が完了次第、DIY中心でリフォームを行い売却する予定ですが娘の言葉が心に残り、ちょっと遊んでみようとも考えています。

最初は売却が叶うまでココを趣味のジャンク弄り・工作基地にすることを目論んでいました。
東京の生活に戻っても週末にはジャンクを運び込み、緑と静寂に包まれ密やかにガラクタ弄り。すると娘が、”ママは姫部屋のベッドルームが少女時代からの夢だったの”と。

そうか。趣味趣味って自分の好きなガラクタばかり弄ってるオヤジってカッコ悪いよね。
まだ漂ってる父の生活感を一掃して、自分の家族のために白とピンクの姫部屋、作ろう。

プロフィール

Dellbee

Author:Dellbee
デルビィです(少年時代にハマったアマチュア無線局のコールサインを捩りました)。
子供の頃から電子電気・機械物弄りが好きで、今も自分の時間が取れた時は何か弄っています。

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